オリンポス十二神 謎の神人型デジモン集団 全メンバーを研究!名前の由来も解説!
デジタルワールドを守護する謎の神人型デジモン集団「オリンポス十二神」を知っていますか?
この記事では、ホストコンピューター「ホメロス」が管理する「デジタルワールド:イリアス」の守護を任されている神人型の究極体デジモン12体を研究・解説していきます!
この記事を読むことで、「オリンポス十二神」デジモンについて知ることができます!
「ロイヤルナイツ」「七大魔王」「三大天使」「デーヴァ」デジタルワールドには様々なデジモンの組織が存在しています。ところで「オリンポス十二神」デジモンについてはご存知ですか?
今回は、意外と語られることの少ない謎の神人型デジモン集団「オリンポス十二神」デジモンについて研究・解説をしていきます!
※「オリンポス十二神族」と族をつけて呼ぶこともあります。
・聖騎士「ロイヤルナイツ」について! ・「七大魔王デジモン」について! ・「三大天使デジモン」について! ・「十二神将デジモン(デーヴァ)」について!
デジタルワールドにおける オリンポス十二神 の存在とは?
「オリンポス十二神」デジモンとはホストコンピューター:ホメロスが管理する「デジタルワールド:イリアス」において、デジタルワールド:イリアスの守護を任されている究極体の神人型デジモン12体からなる集団の名称です。
並列して存在するデジタルワールド(:ノーマル)が一般的に語られますが、そちらではホストコンピューター:イグドラシルによって管理され、セキュリティは「ロイヤルナイツ」によって守護されています。
新しく存在が確認された別の世界観「デジタルワールド:イリアス」
通常と同じようにホストコンピューターが存在するようにセキュリティ最高位となりデジタルワールドを守護する集団もまた存在します。
彼らは「オリンポス十二神」デジモンと呼ばれ、「デジタルワールド:イリアス」に害を茄子デジモンたちや、敵対組織「タイタン族」などから守護する役割を果たしています。
・デジタルワールドの構造について「デジタルワールド:イリアス」とは?詳細はこちらをクリック!
並列して存在するデジタルワールド | ホストコンピューター | セキュリティ最高位 |
デジタルワールド(:ノーマル) | イグドラシル | ロイヤルナイツ |
デジタルワールド:イリアス | イリアス | オリンポス十二神 |
オリンポス十二神 のメンバーは12体の神人型 究極体デジモン
オリンポス十二神デジモンのメンバーは12体の究極体・神人型デジモンで構成されています。それぞれのデジモンはとても個性的で強力な能力の持ち主たちです。それでは全メンバーを研究していきましょう。
デジタルワールド:イリアスとノーマル。
それぞれのセキュリティ最高位はオリンポス十二神とロイヤルナイツ
構成デジモンは神人型究極体12体と聖騎士型究極体13体。
混同しないように覚えていきましょう。
セキュリティ最高位 | 個体数 | レベル | 種族 | 管轄ホストコンピューター |
オリンポス十二神 | 12 | 究極体 | 神人型 | ホストコンピューター:イリアス |
ロイヤルナイツ | 13 | 究極体 | 聖騎士型 | ホストコンピューター:イグドラシル |
マルスモン
マルスモン 究極体 神人型 ワクチン種
謎の集団“オリンポス十二神族”の一人で、豹人の姿をした軍神デジモン。オリンポス十二神族達はネットの守護神“ロイヤルナイツ”に匹敵する能力を持ち、互いの領域を守りつつデジタルワールドで起きた事変には中立の立場を守ってきた影の存在であった。マルスモンは世界中の反則技を含む全ての格闘技に通じ、同体重同士の一対一での戦闘には絶対の自信を持っている。基本的にはレスリング系の技を用いるが、勝利と栄光に強くこだわるマルスモンは、いざともなればためらうことなくトリアナックルやメタルコルトノスの隠し武器も使う。しかし、真のパワーが発揮されるのは素手・素足になってから。必殺技は炎をまとった華麗な空中殺法『コロナサンクションズ』。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=marsmon
武闘派の軍神デジモン、神人型とだけあって、獣のマスクの下には人の顔が隠されている。
名前の由来はローマ神話の軍神マールスの名前から。英語読みではマーズ。
マーズとは太陽系第4の惑星「火星」の名でもあり、惑星記号は「♂」軍神マルスの持つ盾と槍を象ったとの説があります。
また同時に性別記号の「♂」は武勇・男性・火星の象徴、軍神マールスを表す記号でもあります。
ネプトゥーンモン
ネプトゥーンモン 究極体 神人型 ワクチン種
オリンポス十二紳族の1体で、すべての海生デジモンを治める海神デジモン。ネプトゥーンモンの体を覆うスケイルメイル(鱗鎧)は機動力・スピードに優れる「ブルーデジゾイド」化されたクロンデジゾイドでできており、海中を恐るべき速度で移動することが可能である。超深海に建設された「アビスサンクチュアリ(深海神殿)」を居城としており、超深海の水圧に耐えられるものだけが「アビスサンクチュアリ」に入城することができる。必殺技は、思念を持つ槍「キングスバイト」を打ち出す『ボルテックスペネトレート』とすべてのものを飲み込む極大津波『ウェーブオブデプス』。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=neptunemon
すべての海生デジモンを治める海神デジモンとして活躍しています。
名前の由来はローマ神話に登場する海の神の名前ネプトゥーヌスから。ギリシャ神話のポセイドンと同一視されます。
またネプトゥーンとは太陽系第8の惑星「海王星」の名でもあり、惑星記号は「♆」これは海神ネプトゥーヌス(ポセイドン)の持つ三叉の槍「トライデント」に因んでいます。
メルクリモン
メルクリモン 究極体 神人型 ウイルス種
オリンポス十二神族の1体で、デジタルワールドで最速のスピードを誇る俊神デジモン。優れた俊足を持ち、肉眼で捕らえることは不可能であり、記録に残るメルクリモンの画像はすべて残像であるといわれている。一箇所にとどまることを嫌い、デジタルワールドを常に放浪しているため、メルクリモンと遭遇することは困難であろう。必殺技は、瞬間移動に近いスピードで敵に迫り、超連打を浴びせる『サウザンドフィスト』。また、メルクリモンは優れたシャーマンであり、愛刀「アステカ」で空間を斬りつけ、異世界の魔物を召還する『スピリチャルエンチャント』を使うこともできる。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=mercurymon
デジタルワールドで最速を誇る俊神デジモン。
名前の由来はローマ神話の商人や旅人の守護神メルクリウスから。ギリシャ神話のヘルメースと同一視されます。英語読みではマーキュリー。
マーキュリーとは太陽系第1の惑星「水星」の名であり、惑星記号は「☿」これはメルクリウス(ヘルメース)の持つ杖「カドゥケウス」の2匹の蛇が絡む形状からとされています。
ユピテルモン
ユピテルモン 究極体 神人型 ワクチン種
オリンポス十二神族の1体で天空を統べる神にして雷と気象を司るデジモンである。戦場では常に善悪を判断し、悪とした者に神罰を与える。その判断に感情はまったく含まれず淡々と下される。ユピテルモンの判断に納得のいかない者はユピテルモンに挑み勝てれば判断は覆るというが、これまでに覆せた者はいないという。両腕のハンマー同士を撃ち合わせれば、小さな雷雲を召喚する事が出来る。この雷雲が陣を組む『マボルト』で悪と判断した者や調停を邪魔する者へ自動的に雷を落とす。『パニッシュジャッジ』はハンマーで殴った相手の身体に印を刻み刑の執行猶予を与える。刑の執行が決まると大電流の雷が打ち下ろされ刑罰は遂行される。身体を超高圧プラズマと化す『ワイドプラズメント』はユピテルモン最大の必殺技。ユピテルモンの周囲全体に神罰を与え、触れる者はみな蒸発させられてしまう。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=jupitermon
天空を統べる神にして雷と気象を司るデジモン。
ユピテルとはローマ神話における主神であり、のちにギリシャ神話の神ゼウスと同一視されます。それぞれ天空神や雷神として知られています。英語読みではジュピター。
ジュピターとは太陽系第5の惑星「木星」の名であり、惑星記号は「♃」これはユピテル(ゼウス)の持つ雷霆と呼ばれる武器の形状から。
怒りが収まらない罪を犯した相手と対峙した時に一変する「ラースモード」が存在する。
※ Wrath=怒り(英語)
ユピテルモン:ラースモード 究極体 神人型 ワクチン種
普段は感情を含まず断罪するユピテルモンが、怒りが収まらない罪を犯した相手と対峙した時に一変する。怒号とともに大神剣『ケラウノス』を召喚すると、体が何十倍も大きくなり鎧と雷を纏う姿となる。周囲の激雷は怒りの表れであり、悠々とした振る舞いながら一つ一つの動きに威圧が溢れ、そのプレッシャーから敵を追い詰めていく。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=jupitermmon_wrath
必殺技は両手で『ケラウノス』を一振りし離れている敵さえも斬りつける「ケラウノスディバイド」と、指を差した先に雷を落とす「ライトニングビー」。倒れた罪人へ最期の審判を下すため『ケラウノス』を天高くから落下させる「ディオスサンダー」。当たれば有罪、外れれば冤罪の証明となる。この技で有罪判決が下った時には既に罪人はデータもろとも消滅している。
ユノモン
ユノモン 究極体 神人型 ウイルス種
ユピテルモンのパートナーにしてオリンポス十二神族の1体。ユピテルモンを愛し守る者として戦場に立ち、ユピテルモンの意志に背く反乱分子を予測・索敵して排除する。慈愛に満ち溢れた性格でユピテルモンを深く愛するためか、ユピテルモンの動向は全て把握している。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=junomon
必殺技は、両腕に装備したカタールで敵をめった刺しにする「ニードルハイブ」と、自律思考を持ったランスで周囲の敵へオート攻撃を行う「グレイスランス」。また雷雲を召喚する「ラブバスケット」でユピテルモンの力を増強するパートナーらしい技も持つ。
名前の由来はローマ神話における女性の結婚生活を守護する女神ユーノーから。主神ユピテルの妻でもあるローマ神話最大の女神。デジタルワールドにおいてもユピテルモンのパートナーとして同様の設定がなされています。英語読みではジュノー、ジューンブライド(6月の花嫁)はこれに由来するもの。
またジュノーは太陽系の小惑星帯の小惑星の1つであり、惑星記号は「⚵」これはユーノーが贈り物で受け取った魔法の花を模しています。
心の奥底に眠っていた悪の人格が呼び覚まされたユノモンの別の姿「ヒステリックモード」が存在する。(かなり怖い設定です^^;)
ユノモン:ヒステリックモード 究極体 神人型 ウイルス種
心の奥底に眠っていた悪の人格が呼び覚まされたユノモンの別の姿。愛するユピテルモンへの抵抗勢力が後を絶たず、2人の時間が少なくなると嫉妬の闇に飲まれていく。表情から生気が次第に消えていき、闇で全てを埋め尽くされたとき、もう1つの顔である仮面が発現する。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=junomon_hysteric
仮面越しに見える周囲のデジモンは全て害悪と捉えられ、殺戮の限りを尽くす。しかしこの姿をユピテルモンに感知されることはなく、善悪の裁きを受けることはない。
必殺技は相手に連続で両腕のランスを突き刺し生命力を殺す「ウェルカムロスト」と、全身の鎖で捕縛した敵を懺悔の言葉を吐き出せた後に潰す「リングラッジ」。ユピテルモンのホログラムを出現させ、視線を向けた敵は瞬時に蒸発させられる「ライアーバニッシュメント」。
ケレスモン
ケレスモン 究極体 神人型 データ種
オリンポス十二神族の1体で、デジタルワールド随一のスイーツと名高い果実が実る森『カルポスヒューレ』を背負った巨大怪鳥デジモンがケレスモンだ。岩石と豊かな土壌からなる体を持ち、ケレスモンが飛ぶ姿はまさに天空に浮かぶ島そのものである。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=ceresmon
ケレスモンの頭部には本体となる『ケレスモンメディウム』が座す。『ケレスモンメディウム』は戦闘力がほとんどなく滅多に単独で人前に現われることはないが、信用に値するものには稀に怪鳥をつれず姿を見せるという。性格は穏やかで慈愛の心に満ちており、空腹のデジモンには『カルポスヒューレ』の実を差し出し、ケガしたデジモンには回復するまで森にかくまってあげるという。しかし森と大地の恵みのありがたさを忘れ、いたずらに木々を傷つけ地を穢すものには一転して悪魔の森のごとき恐怖をもたらす。
必殺技は、巨体をそのまま相手に叩きつける『アイランドフリーフォール』は落下した周辺にも強烈な爆風と振動の被害を与える。『バーニングブラッドシェル』は口からマグマの体液を巨大火炎弾として放つ。熟していない『カルポスヒューレ』の実には高濃度の毒があり、これを広範囲にばらまく『フルーツフレシェット』は衝撃と毒で辺りを死の土地に変貌させる。だが毒は数日で上質の肥料へと変化し、その後は豊穣の土地に生まれ変わる。
名前の由来はローマ神話に登場する豊穣神ケーレスから、地母神、地下神とも呼ばれる。
大地の神でもあることから冥界の神ともされ、その設定がケレスモン背負う森「カルポスヒューレ 」や必殺技にも活かされています。
ギリシャ神話のデメテルと同一視されます。
またケレスは太陽系の準惑星の名前でもあり、惑星記号は「⚳」これは鎌の形を模しており、豊穣に因んだ表現のようです。
一見すると巨大な怪鳥型のデジモンですが、頭部に本体の「ケレスモンメディウム」が座しています。
ケレスモンメディウム 究極体 神人型 データ種 (ケレスモンの頭部にいる本体)
アポロモン
アポロモン 究極体 神人型 ワクチン種
オリンポス十二神族の1体で、太陽級の火炎エネルギーを秘めた神人型デジモン。その力は、あらゆる物質を溶かし浄化する恐るべき力であり、非情なまでの熱い血潮とプライドで辛うじて抑制している。必殺技は、背中の火炎球より灼熱の太陽球を発生させて放つ『ソルブラスター』と、秘めたる力を込めた一撃必殺の拳『フォイボス・ブロウ』。また、両手の光玉から灼熱の矢を連続して放つ『アロー・オブ・アポロ』をもつ。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=apollomon
名前の由来はローマ神話の太陽神アポロンから、ギリシャ神話の男神アポロン・太陽神ヘリオスなどと同一視されます。光明の神。英語読みはアポロ。
アポロン(ヘリオス)の対応する天体は太陽。
太陽の惑星記号は「☉」これは古代エジプト神話の太陽神ラーの眼を象徴しています。
獣人型と間違われやすいですが強力な神人型のデジモンです。
ゲーム「デジモンストーリー:サンバースト」の主人公デジモン「コロナモン」が究極体に進化した姿。
ディアナモン
ディアナモン 究極体 神人型 データ種
オリンポス十二神族の1体で、水と氷を司り、絶対零度の状況下でも戦闘可能な神人型デジモン。月の表裏(光と闇)のように二面性をもった性格で、美しくも恐るべき力を秘めている。必殺技は、月の神秘の力で幻覚を魅せ、己の敵と判断すれば即時斬り裂く『クレセントハーケン』と、背中の突起から、細く鋭く長大な、眩いばかりの氷の矢を引き抜いて放つ『アロー・オブ・アルテミス』。また、両足“グッドナイトシスターズ”から月の光を放ち、浴びた相手を睡眠に誘う『グッドナイト・ムーン』をもつ。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=dianamon
名前の由来はローマ神話に登場する月の女神ディアナから、狩猟、貞節の神としても知られている。ギリシャ神話のアルテミスと同一視。英語読みではダイアナ。
ディアナ(アルテミス)の対応する天体は月。
惑星記号は「☽」「☾」三日月型を模しています。
ゲーム「デジモンストーリー:ムーンライト」の主人公デジモン「ルナモン」が究極体に進化した姿。
ウェヌスモン
ウェヌスモン 究極体 神人型 ワクチン種
オリンポス十二神族のひとりで、慈愛に満ち愛を司るデジモンである。ウェヌスモンいる所、どのような荒れた土地も美しく花が咲き乱れ、大地は若々しい力を蘇らせる。純粋で美しいウェヌスモンのためにと奉仕するデジモンも多いという。ウェヌスモンは目隠しをすることにより心眼で世界を正しく捉え、どんな嘘やまやかしも通じない。さらに瞳を隠すことで溢れ出る魅力を抑え、卒倒するデジモンを増やさぬ配慮もある。ウェヌスモンには常に鳥の「オリーブ」と貝の「ホタン」がついており、ウェヌスモンと賑やかに気兼ねなく話せる小さな友達である。愛を司るデジモンであるため、ひとつひとつの仕草で相手の心をなだめる戦い方をする。『ヒーリングセラピー』は相手の頭をなでただけで戦意を消失させ、投げキッス『LOVEYOU』を受けた敵はドキッとした後に倒れこんでしまう。また鳥のオリーブに頭を突かれると『ピースファンタジア』が掛かり、どんな凶暴な性格も平和志向にさせてしまう。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=venusmon
名前の由来はローマ神話の愛と美の女神ウェヌスから、ギリシャ神話のアフロディーテと同一視されます。英語読みはヴィーナス。
ヴィーナスとは太陽系第2惑星の「金星」の名であり、惑星記号は「♀」これは女神ウェヌスの持つ手鏡を模したものとされています。
また同時に性別記号の「♀」は女神ウェヌスの持つ手鏡、すなわち女神ウェヌスを表す記号でもあります。
ミネルヴァモン
ミネルヴァモン 究極体 神人型 ウイルス種
オリンポス十二神族に属する少女の姿をした神人型デジモン。非常に小柄な体格ではあるが、身の丈ほどの大剣を自由自在に振り回す怪力の持ち主である。幼子のように天真爛漫で明るい性格の持ち主であるが、感情の起伏が激しく、機嫌が悪くなるとわがまま放題な行動(問題)を引き起こし、誰も手が付けられなくなってしまう。必殺技は大剣「オリンピア」から繰り出される前転斬り『ストライクロール』と、目にも留まらぬ横回転斬り『マッドネスメリーゴーランド』。 『ストライクロール』は大地を割り、『マッドネスメリーゴーランド』は大竜巻を巻き起こす。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=minervamon
名前の由来は芸術、知恵、戦争を司るローマ神話の女神ミネルヴァから、ギリシャ神話のアテナと同一視されています。英語読みはミナーヴァ。
また対応する天体は小惑星帯最大の小惑星「パラス」、惑星記号は「⚴」これはアテナの盾「アイギス」を模したもの。
ウルカヌスモン
ウルカヌスモン 究極体 神人型 データ種
オリンポス十二神族の一人で鍛治神のデジモン。名のある武器のほとんどはウルカヌスモンの作であり、かの有名なベルゼブモンが愛用する「ベレンヘーナ」もウルカヌスモンの一品である。職人気質で性格は頑固一徹。依頼主の力量を見抜き、武器を使いこなせない、大事にしないと感じるやその依頼は引き受けない。作る上でも相手に見合う程度の仕事をする。そんなウルカヌスモンでも「ベレンヘーナ」はベルゼブモンの力に惚れ込み丹精を込めた秀逸な一品であったとされる。八本の腕を自在に操り黙々と作業をするデジモンであるが、戦いでも匠っぷりを発揮する。状況に合わせ適切な武器を、溶接用の火炎『ボンバーアート』を放射しその場で作り出す『ピンポイントウェポンワークス』。さらに『ピンポイントウェポンワークス』で続々と作られた武器をすべての腕に装備した『アプロプリエートワークス』の時がウルカヌスモンの全力全開となる。ただウルカヌスモン自身の戦闘技量はそれほど高くなく、本人も戦うより裏方に回ることを好んでいる。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=vulcanusmon
名前の由来はローマ神話に登場する火の神ウルカヌス、ギリシャ神話のへパイストスと同一視されます。英語読みではバルカン(火山を表すVolcanoの語源)
火の神という設定の通りの鍛冶神デジモン。デジタルワールドに存在する名のある武器のほのんどがウルカヌスモンの作品である。
対応する天体はアポロ群の小惑星ヘファイストス、惑星記号は特にありません、、、。
・「ベルゼブモン・インプモン進化ルートについて」はこちらをクリック!
バッカスモン
バッカスモン 究極体 神人型 ウイルス種
デジタルワールド一の酒豪を自称するオリンポス十二神族の1体。陽気な性格で面倒見が良く、成長期や成熟期のデジモンを集めて昼夜を問わず宴会を開いている。その体内ではあらゆる種類の酒を精製することが出来るため、宴会で仲良くなったデジモンのリクエストに応えて酒を振る舞うという。果実酒を好んで口にし、一番好きな果実酒はケレスモンの背負う森『カルポスヒューレ』に実るスイーツを発酵させた物で、暇さえあればケレスモンに「果実酒を作らせてくれ」と頼み込んでいる。そのためケレスモンとは非常に仲が良く、共に行動することが多い。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=bacchusmon
必殺技は、その両手で相手を包み込んで、データの構成情報を酒のツマミへと変換し食べてしまう『クック・オブ・ザ・ヘル』と、睡眠や麻痺を誘発する猛毒を混ぜた酒を体内で精製し、相手に浴びせて行動不能に陥らせる『パーティー・オブ・ザ・ヘブン』。そして、バッカスモン自身が酔っ払いすぎて体の模様が青く変化したときに、腹部の大口から飲み食いしたデータを相手に放つ破壊光線『リバース・オブ・ザ・デッド』は、相手デジモンに命中する度に、そのデータを取り込んでパワーを増していくため、大多数を相手にする殲滅戦での威力は計り知れない。
また、バッカスモンの精製する毒のデータはクラックチームの研究対象になっており、細菌兵器の作成や偉人暗殺計画の一部にバッカスモンの毒データが関わっているのではないかという噂がまことしやかに囁かれている
名前の由来はローマ神話におけるワインの神バッカスから、ギリシャ神話のディオニューソスと同一視されます。酩酊の神、豊穣の神とも呼ばれます。英語読みもバッカス。
酒に関する神ということで宴会を開くという設定が活かされています。デジタルワールド1の酒豪。その体内ではあらゆる種類の酒を精製することが出来る。
ケレスモンの背負う森「カルポスヒューレ」に実るスイーツで製造する果実酒が好みのようです。
個人的にはオリンポス十二神で一番気になるデジモンです^ ^
対応する天体はアポロ群の小惑星バックスや小惑星ディオニソス。惑星記号は特にありません、、、。
オリンポス十二神 のモチーフ・元ネタは?
「オリンポス十二神」はデジタルワールド:イリアスを守護する謎の神人型デジモン集団として登場した団体です。デジタルワールド(ノーマル)における聖騎士集団「ロイヤルナイツ」に相応する、デジタルワールドにとって強大な影響力を持つ究極体12からなる集団です。※2005年出現〜2014年集結
モデル・モチーフ・元ネタは、ギリシャ神話においてオリュンポス山の山頂に住まう12柱の神々「オリュンポス十二神」とみられます。古代ギリシャ神話はやがてローマへ継承されローマ神話へと繋がり融合します、二つの地域のそれぞれの神話は共通点が多くありとても興味深いですがここでは割愛させていただきますね^^;
デジモンにおける「オリンポス十二神」はモチーフのギリシャ神話やローマ神話などから因んだハイブリッドな設定が多くみられます。
オリンポス十二神の名称とモチーフの名称比較(ギリシャ神話、ローマ神話)※神々の名称や表記、採択基準には諸説ありますがデジモンと関連した部分を抜粋しています。
12柱の神々 | ギリシャ神話 | ローマ神話 | オリンポス十二神(デジモン) |
1 | ゼウス | ユピテル | ユピテルモン |
2 | ヘラ | ユーノー | ユノモン |
3 | アテナ | ミネルヴァ | ミネルヴァモン |
4 | アポロン | アポロ | アポロモン |
5 | アフロディーテ | ウェヌス | ウェヌスモン |
6 | アレス | マールス | マルスモン |
7 | アルテミス | ディアーナ | ディアナモン |
8 | デメテル | ケレース | ケレスモン |
9 | ヘパイストス | ウゥルカーヌス | ウルカヌスモン |
10 | ヘルメス | メルクリウス | メルクリモン |
11 | ポセイドン | ネプトゥーヌス | ネプトゥーンモン |
12 | ディオニューソス | バッカス | バッカスモン |
デジモンに登場する組織や集団はしばしば、実在した団体などがモデルやモチーフにあがりますが、「オリンポス十二神」はそのままの名前の通りギリシャ神話の「オリュンポス十二神」が元ネタとなっています。
それぞれのデジモンの設定自体も面白いですが、元ネタの設定や逸話を知るとより深くデジモンの世界観を知ることに繋がります。
オリンポス十二神 に関連のあるデジモンたち
オリンポス十二神の12体の神人型の究極体デジモンたちと関連のあるデジモンたちを紹介します。
デジモンの面白さ、奥深さはデジモンたちの繋がりや設定の広がりなども大きな要因であると言えます。オリンポス十二神のデジモンたちにとっても関連深い、ユニークなデジモンたちがいますので紹介します。
ミネルヴァモン(X抗体)
ミネルヴァモン(X抗体) 究極体 神人型 ウイルス種
オリンポス十二神族に属する少女の姿をした神人型デジモン。非常に小柄な体格ではあるが、身の丈ほどの大剣を自由自在に振り回す怪力の持ち主である。幼子のように天真爛漫で明るい性格の持ち主であるが、感情の起伏が激しく、機嫌が悪くなるとわがまま放題な行動(問題)を引き起こし、誰も手が付けられなくなってしまう。必殺技は大剣「オリンピア」から繰り出される前転斬り『ストライクロール』と目にも留まらぬ横回転斬り『マッドネスメリーゴーランド』。『ストライクロール』は大地を割り、『マッドネスメリーゴーランド』は大竜巻を巻き起こす。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=minervamon_x
■X抗体によるミネルヴァモンのデジコアへの影響
X抗体により髪の毛の一部が肥大化し、意思を持つようになった。自らを賢者と名乗る髪の毛達は、戦闘の際にミネルヴァモンをその大いなる知恵でサポートする。その影響で髪に養分を取られているのか、ただでさえ幼かった体躯が、いまでは愛剣であるオリンピアよりも小さくなってしまった。しかし本人はそのことをあまり気にしておらず、それぞれ「ウルラ」「セルペンス」と名付けた髪の毛が遊び相手になってくれると無邪気に喜んでいる。小さくなりながらも怪力は全く衰えず、それどころか身の丈以上のオリンピアを振り回しながら俊敏に駆け回るようになり、ますます手が付けられなくなった。必殺技は髪の毛を自在に伸ばし「ウルラ」と「セルペンス」をけしかける『ホーンテッドピルス』と、強烈な横回転斬りから青い炎の大竜巻を生み出す『クレイジーゴーラウンド』。また、盾のクリスタルから放つエネルギー砲『サンクタス・トルメンタム』は巨大戦艦の主砲並の威力を誇り、山一つを容易に吹き飛ばすという。
少女の姿だったミネルヴァモンがX抗体を取り込み進化した姿。
体が小さくなった代わりに髪が独自の進化を遂げ意思を持つようになりさらにユニークなデジモンとなりました。
元々、身の丈ほどあった大剣オリンピアは体より遥かに大きく見えます。
こういった元のデジモンを活かした設定は流石のデザインですね。
メルヴァモン
メルヴァモン 究極体 神人型 ウイルス種
オリンポス十二神族に属する女性の姿をした神人型デジモン。ミネルヴァモンが時を経て経験と実績を積み成長した姿であり、ミネルヴァモンの頃に比べとても落ち着いた大人な性格となった。メルヴァモンとなり気品と色気を追求するようになり、立ち振る舞いや言動など全てに気品に溢れ、周囲に色気を醸し出しいる。戦いにおいても色気を求めており、洗練された優雅な舞いを披露し目撃した者を魅了させてゆく。そのため目撃者からメルヴァモンのファンになるデジモンも数多く存在するらしい。大剣“オリンピア改”から繰り出す前転斬りにパワーを込めた「ファイナルストライクロール」の他、左腕の“メデュリア”を伸ばし敵を丸飲みする「ナイトストーカー」はどこまでも敵を追いかけ、メデュリアの口から散布された毒霧「ラブポイズン」を吸った敵はメルヴァモンの幻惑によって生気を搾り取られてしまう。“オリンピア改”“メデュリア”を目にも止まらぬ回転斬りで竜巻となった「マッドネスメリーゴーランドDX」に触れれば瞬時に敵は八つ裂きとなる。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=mervamon
アニメ「デジモンクロスウォーズ」にてミネルヴァモンが時を経て経験と実績を積み成長した姿。ミネルヴァモン人気で優遇されています^^;
大剣“オリンピア改”を操り、色気を求めた優雅な戦いを披露するそうです。
プルートモン
プルートモン 究極体 神人型 ウイルス種
恐怖と暴力をもって悪を討つ、冥界を統べるデジモン。冥界に堕ちるに相応しい罪人や悪人を求めて世界を流浪し、獲物を見つければ一面を濃い闇に包みプルートモンは現れるという。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=plutomon
悪人を咀嚼することだけに悦びを見出すプルートモンは体中に鋭い牙の並んだ口を持ち、その口は獲物を求めてガチガチと音を立ている。その異様さに善良なデジモンからも恐れられている。
プルートモンの持つ技はどれも悪人を冥界に突き落とす凶悪さを秘めており、技の1つ「ヘルズゲート」は闇より巨大な口を出現させて悪人を丸飲みにし、飲み込んだ相手を断片化されたデータの屑にまで分解してしまう。胸の牙を解放し黒き闇を解き放つ「ハガードクラスター」は、あらゆる物質も吸い込み全てを蒸発させていく。そしてプルートモンが戦いに熱中するあまり発動させてしまう「ケイオスライツ」は狂暴の極みであり、体中の口で敵に噛みついては一咬みごとにデータをむさぼり喰う姿となり、おぞましき捕食者の様である。
悪を罰するという目的ではオリンポス十二神に属するユピテルモンと共通するが、その残虐さにユピテルモンは認めておらず、互いは長きに渡る険悪な状態が続いているという。
名前の由来はローマ神話の冥界の神プルート、ギリシャ神話のハデスと同一視されます。
またプルートは太陽系第9惑星とされていた「冥王星」の名であり、惑星記号は「♇」これはPLUTOのPとLを合わせたもの。
悪を罰するという目的でユピテルモンと共通しているが、その残虐さをユピテルモンは認めておらず、長きに渡り険悪な状態が続いているデジモン。
スマホゲーム「デジモンクルセイダー」においてタイタン族の長として登場した。
タイタモン
タイタモン 究極体 神人型 ウイルス種
デジタルワールドの支配権をめぐる戦いでオリンポス十二神族に敗れたデジモン達の怨念から生まれた逆襲の巨神 タイタモン。一人師団という異名を持ち、強大な身体に尽きることない怨念エネルギーを宿してオリンポス十二神族の首を求めて戦場を駆けぬける。大きな腕には大量の頭蓋骨が敷き詰められており、頭蓋骨すべてがそれまでに倒した敵から奪った力のデータである。 巨大な刀「斬神刀(ざんじんとう)」はスカルグレイモンの骨から削りだした骨刀で、刀に籠もる怨念が低い唸り声を上げる。必殺技「魂魄芯撃(こんぱくしんげき)」の一振りは刃が敵の防具や体をすり抜け、そのままデジコアへ達し斬り刻む。この技をまともに負えばそのダメージは回復することはない。敵を突き刺しえぐる「幻刃無痕(げんじんむこん)」は斬神刀を抜いた後もずっとえぐり続けられる幻覚に陥り、精神が死ぬまで苦しみが終わることはない。 「呼応冥軍(こおうめいぐん)」は両腕の頭蓋骨を基に幽兵を召喚、不死の軍団として敵勢を蹂躙する。これがタイタモンが一人師団と呼ばれる由縁であり、一体でも軍隊と同様に扱われるのは瞬時に大軍勢を召喚することが出来るためだ。
太古のデジタルワールド:イリアスにおいてオリンポス十二神と「デジタルワールドの支配権をめぐる戦い」で敗れたデジモンたちの怨念から生まれた逆襲の巨神。
モチーフはギリシャ神話に登場する巨大な神々ティターン。英語読みではタイタン。
設定については、オリュンポス十二神とティターン族の戦い「ティタノマキア」が元ネタとされる。
ちなみに太陽系第6惑星の土星の衛星の名が「タイタン」である。惑星記号は特になし。
グレイスノヴァモン
グレイスノヴァモン 究極体 銀河型 ワクチン種
かつてデジタルワールド・イリアスに未曾有の危機が訪れたとき、オリンポス十二神族のアポロモンとディアナモンが合体し誕生したと言われている、幻の銀河型デジモン。太陽のエネルギーと月のエネルギーという相反する力を衝突させ、体内にビッグバン級のエネルギーを構築している。このことから、グレイスノヴァモン自身が独立した銀河になっていると予測されており、そのデータ総量を正確に測ることは不可能だと言われている。 必殺技は、体内で増幅されたエネルギーを掌に集め、敵に触れて融解させる『エクリプスフィンガー』と、背中に纏う8本の刃「メレアグロス」を射出し敵を滅ぼすまで追撃する『カリュドーンアルクス』。
引用元 https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=gracenovamon
かつてデジタルワールド:イリアスに未曾有の危機が訪れたとき、オリンポス十二神族の2体、アポロモンとディアナモンの融合によって誕生したとされる幻の銀河型デジモン。
グレイスノヴァモン自体が独立した銀河とされる、既出のデジモンの大きさでは最大。超究極体級で最強クラスのデジモン。
ゲーム「デジモンストーリーサンバースト/ムーンライト」に登場した主人公デジモン2体(コロナモン・ルナモン)の究極体同士による融合だが、初出は携帯ゲーム機の「デジタルモンスターVer.20th」である。
・「アポロモン・コロナモン進化ルートについて」はこちらをクリック!
・「ディアナモン・ルナモン進化ルートについて」はこちらをクリック!
オリンポス十二神 について「まとめ」
今回、オリンポス十二神のデジモンたちを研究してみて、デジモンの世界観や設定の奥深さを再確認することができました。
デジタルワールド:イリアスという新しい世界を丸ごと作るのはもちろん、管轄するデジモンたちの緻密かつユニークな設定の面白さに気付けて有意義でした。
この記事を読んでくれた方々に少しでも共感していただけたら嬉しいです!
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